日本シリーズでの東晃平選手(オ)の応援歌
今日は、本日(2023.10.31)の日本シリーズで演奏された東晃平選手(オ)の応援歌について話します。
このように書くと誤解が生じるため、補足をしていきます。
オリックスは投手の応援歌事情が他球団と異なります。他球団では、投手の個人応援歌が作られていなくても、投手の汎用応援歌というものが用意されているため、投手に対して応援歌を演奏したい場面では、個人の応援歌か投手の汎用応援歌が使用されます。しかし、オリックスは、投手には個人応援歌も作られておらず、投手の汎用応援歌もありません。では、投手が打席に立つときなどは、どのような応援歌が流れるかというと、過去の選手の応援歌を流用して演奏します。この流用する応援歌は選手ごとに固定されている場合が多いです。例えば、有名な例で言うと、「金子千尋選手の打席ではイチロー選手の応援歌を流用」「西勇輝選手の打席ではフェルナンデス選手の応援歌を流用」などです。ただ、このように、応援歌が固定で決まっている選手もいる一方、毎打席流用する応援歌が変わるような場合もあり、扱いとしては応援団が気まぐれで演奏する、いわゆる「お遊び応援歌」となっています。ちなみに、今年の交流戦でどのような応援歌が使用されたかについては、こちら(Bs応援歌@wiki)で確認ができます。
さて、今回取り上げる東選手に関しては、今まで応援歌が演奏された実績がなかったため、どのような応援歌が使用されるかが界隈で注目されていました。今回、東選手は打席に2回立ちましたが、両打席とも「大阪近鉄バッファローズの汎用応援歌とオリックス・ブルーウェーブの汎用応援歌の交互演奏」が流れました。東選手に特定の応援歌が当てられていなかったための措置と考えられますが、球団の歴史を感じさせるような紅と蒼の同時演奏はあまりにもエモいと言わざるを得ません。
歌詞は以下の通りです。
青波汎用:港町神戸に 嵐を巻き起こせ 勝利を呼ぶ一打 ここでドカンと
近鉄汎用:ここで一発 近鉄の星 アーチを描けよ 打つぞ(選手名)
実際の映像は以下の通りです。
急増だったにもかかわらず、意外と皆さん歌えていますね。
今回は、日本シリーズの投手応援歌について取り上げました。
それでは、よき応援歌ライフを。
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